一般社団法人 日本ボッチャ協会

日本代表チーム

日本代表チームとはJapan national team

火ノ玉JAPAN

勇気と知性を持って勝利をめざし、
魂を込めて戦う。
それが、ボッチャ日本代表
「火ノ玉ジャパン」です。

火の玉とは、魂(ソウル)であり、心の活力、精神、気力です。選手は、ただ投げる・転がすのではなく、一球一球に魂を込めて競技します。火の玉を英語表記で書くと「FIREBALL」になり、これは俗語として「エネルギッシュな人」という意味を持ちます。激しく闘志を燃やし一丸となって戦う様子などを例えた、「火の玉となって戦う」という言葉になぞり、個人だけではなく、ジャパンチーム一丸となって勝利を目指します。宇宙誕生の大爆発を火の玉に例え、「火の玉宇宙」と名付けられました。これはのちにビックバンと呼ばれることになります。まだまだ認知度の低いパラリンピック競技全体を知ってもらうために、ボッチャが、その「火の玉宇宙(ビックバン)」になれればという意味も「火ノ玉ジャパン」に込められています。

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強化選手Athlete

強化選手とは、日本代表候補として強化合宿や国際大会などに参加する選手たちです。

BC2

上肢での車いす操作がある程度可能で脳原性疾患のみのクラス。

杉村 英孝

杉村 英孝すぎむら ひでたか

生年月日:1982年03月01日

所属:TOKIOインカラミ

  • 2020東京パラリンピック 個人金メダリスト teamBC1,BC2銅メダリスト
  • 第25回日本ボッチャ選手権大会2位
蛯沢 文子

蛯沢 文子えびさわ ふみこ

生年月日:1972年08月29日

所属:NTTコムウェア株式会社

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
廣瀬 隆喜

廣瀬 隆喜ひろせ たかゆき

生年月日:1984年08月31日

所属:⻄尾レントオール株式会社

  • 2020東京パラリンピック teamBC1,BC2銅メダリスト
  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
伊藤 彩⽔

伊藤 彩⽔いとう あやみ

生年月日:1996年08月22日

所属:遠州信⽤⾦庫

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会2位

BC1

車いす操作不可で四肢・体幹に重度の麻痺がある脳原性疾患のみのクラス。

遠藤 裕美

遠藤 裕美えんどう ひろみ

生年月日:1986年07月14日

所属:福島県ボッチャ協会

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
中村 拓海

中村 拓海なかむら たくみ

生年月日:1998年07月06日

所属:社会福祉法人 愛徳福祉会 大阪発達総合療育センター

  • 東京パラリンピック teamBC1,BC2銅メダリスト
  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
藤井 友里子

藤井 友里子ふじい ゆりこ

生年月日:1972年12月01日

所属:株式会社アイザック

  • 2020 東京パラリンピックteamBC1,BC2銅メダリスト
  • 第25回日本ボッチャ選手権大会2位
相澤	悠一郎

相澤 悠一郎あいざわ ゆういちろう

生年月日:1996年06月13日

所属:長野県ボッチャ協会

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会2位

BC3

最も障がいの重いクラスで自己投球ができないため競技アシスタントによるサポートにてランプを使用して投球する。

⼀⼾ 彩⾳

⼀⼾ 彩⾳いちのえ あやね

生年月日:2006年03月26日

所属:株式会社スタイル・エッジ

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
有田	正行

有田 正行ありた まさゆき

生年月日:1980年03月24日

所属:株式会社電通デジタル

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
⾼橋 和樹

⾼橋 和樹たかはし かずき

生年月日:1980年02月03日

所属:株式会社フォーバル

  • 2020東京パラリンピックpairBC3銀メダリスト
関根 彩香

関根 彩香せきね さやか

生年月日:1991年12月19日

所属:AVANTI

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会2位

BC4

筋ジストロフィーなど、BC1・BC2と同等の重度四肢機能障がいのある選手が行うクラス。

内田 峻介

内田 峻介うちだ しゅんすけ

生年月日:2002年08月20日

所属:⼤阪体育⼤学

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
岩井まゆみ

岩井まゆみいわい まゆみ

生年月日:1986年02月13日

所属:豊田市ボッチャ協会

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会1位
宮原	陸人

宮原 陸人みやはら りくと

生年月日:2002年10月26日

所属:あいおいニッセイ同和損保株式会社

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会3位
唐司 あみ

唐司 あみとうのし あみ

生年月日:2002年02月18日

所属:株式会社CAC Holdings

  • 第25回日本ボッチャ選手権大会2位

育成選手Training player

育成選手とは、今後火ノ玉JAPANでの活躍が期待される次世代の日本代表候補選手たちです。

育成A選⼿

クラス氏名生年月日所属
BC1酒井 菜悠2004年07月22日関西外国語大学
BC1長谷川 岳1998年06月16日福島県ボッチャ協会
BC2梅村 祐紀1994年05月30日あいちボッチャ協会
BC2井上 満里奈1997年08月25日大日本ダイヤコンサルタント株式会社
BC3坂井 結花2001年02月04日ポルテ多摩
BC3河本 圭亮1999年03月27日トランコム株式会社
BC4江崎 駿2001年03月25日トランコム株式会社
BC4橋本 寧々2009年02月19日東京都立大泉特別支援学校

育成B選⼿

クラス氏名生年月日所属
BC1高尾 望巳2002年12月03日CHAX障がい者アスリートチーム
BC1杉本 大和2005年10月25日伊丹ボッチャクラブ
BC2北野 奏羽2007年07月09日大阪府立金剛高等学校
BC3小嶋 佑梨江2003年04月25日しらこばとボッチャサークル
BC3高橋 祥太2004年03月05日東京ボッチャ協会
BC4河原 俊介2003年08月02日AVANTI
日本代表

【パリ2024特別企画】火ノ玉JAPANインタビュー #2:有田正行(BC3)/有田千穂(ランプオペレーター)

いよいよ約1ヶ月後に迫ってきたパリ2024パラリンピック。ボッチャ日本代表「火ノ玉JAPAN」からは6名の選手の出場が内定しています。今回は、パリ2024パラリンピック火ノ玉JAPAN特別企画として、各選手のインタビューを通して、6名の選手たちそれぞれのパーソナリティーに迫ります。第2回となる今回は、電動車椅子サッカーからボッチャに転向し、初のパラリンピックへの切符を掴んだ有田正行選手(BC3/株式会社電通デジタル)。初回でご紹介した一戸彩音選手との26歳差ペアで、昨年末ポルトガル・コインブラで開催されたパラリンピック最終予選会を準優勝し、パリへの切符を獲得。ランプオペレーター(RO)を務めるのは妻・千穂さん。一戸選手の父子に負けず、夫婦二人三脚、こちらも息の合ったインタビューをどうぞ。世界で戦える力のあるアスリートになる、そうあり続けるために始めたボッチャー 有田選手がボッチャを始めたきっかけについて教えてください。僕は2017年の4月からボッチャを始めたのですが、きっかけになったのは高橋和樹選手の講演会と体験会を見に行ったことです。その頃から自分が出来るパラ競技を探していました。その時には実際に自分でリリースが出来たわけではないのですが、これは自分の力でも出来る競技だというのがわかって、それがきっかけになりました。そもそも自分がボッチャを始めようと思ったのは「世界で戦える力のあるアスリートになること、そうあり続けること」というのがあって、今でもずっと自分のモットーになっています。そのためには、国際大会に出ないといけないですし、その大会がなければならないので、パラリンピック競技であるボッチャに転向して、今に至ることが出来て、すごくよかったなと思っています。ー 有田選手が描くパラリンピックへのロードマップとは?2017年に(ボッチャを)始めたということで、もちろんこの間、東京大会もあったわけです。自分の目標、ずっとロードマップを書いているんですけど、以前の競技(電動車椅子サッカー)も含めて、3年やそこらではパラに出ることは出来ないだろうなと。そんなに甘いものではないだろうなというのもよくわかっていたので、この2024年のパリ大会を目指してずっと取り組んできて、それが実ってすごくよかったなと思っています。それを一番側で支えてくれて、ランプオペレーター(RO)として頑張ってくれている妻にはすごく感謝しています。ー ROの千穂さんは電動車椅子サッカーをしていた時代からのサポート?(千穂)そうですね。私たちの出会いは2009年なので、ボッチャを始めるまでの約8年間は、彼が電動車椅子サッカーの選手で私はチームスタッフとして活動していました。ー より勝敗への影響度も大きいROというポジションについてはどう感じていますか?(千穂)私はあまり表に出るのは得意なタイプではないので、最初は自分が選手という立場でコートに立つというのは想像は出来なかったですし、ランプオペレーターという役割はどういったものなのか、どれくらいの役割を占めるのかっていうこともわからなかったので、最初から今の状況が想像出来ていたら反対したかもしれないですね(笑)。(正行)うまいこと引きずり込みました(笑)。(千穂)やっぱり練習の成果が試合で出たり、作戦を普段から練っていたことが試合で発揮出来たり、強い選手と対戦をして負けることももちろん自分たちにとっていい刺激になりますし、負けても次への希望を持てるというか、まだまだ成長出来るって自分たちで思える試合も経験してきました。自分たちはまだまだ発展途上の二人だなとは思っています。ー パリに向けて東京からの3年間でターニングポイントになった大会/試合があれば教えてください。いくつかターニングポイントがあったと思うんですけど、その中でも2023年のアジア大会ですね。杭州(中国)で行われた大会なんですけど、自分の中では浮上のきっかけがつかめた大会かなと思っています。2021年の日本選手権で優勝して、その後何回か国際大会にも出させてもらったのですが、2022年の日本選手権では一回負けているんです。その頃はすごく調子が悪くて、自分の中でちょっとスランプなのかなぁと、伸び悩んでいる時期だったのですが、それをうまく去年のアジア大会で修正してきたことは大きかったです。自分としてはちょっとプレースタイルを変えてやってきたことが通用するということが確認出来て、そこからは自分のボッチャがしっかりと出来ているので、この調子でいきたいなと思っています。有田選手のこだわり「アリタイム」とは?ー 有田選手がファンの皆さんに「自分のこのプレーを見てほしい」というプレーはありますか?一球で状況を打開するプレーを観てもらいたいです。かなり劣勢だなと思われる場面でも一球で形勢逆転するようなプレーが僕は得意というか好みなので、そういうプレーが出ると勢いもつきますし、そういう練習もずっとしています。そういうところをよく見てもらえたら嬉しいなと思います。ー 有田選手にはルーティンはありますか?「アリタイム」です。人に迷惑がかかるくらい早く準備をします。それはふざけているわけではなくて、やっぱり忘れ物があったり、試合のコールルームであったり、アップであったり、しっかり準備をして、自分の中でその一つ一つのイメージを固めて入っていきたいので。無駄に早く行くのではなくて、行ったところでちゃんとイメージを固めて、いくつかのパターンを頭の中に描いて入ろうと。そういう時間です。ー 「アリタイム」はしっかりと千穂さんにも共有されているのですね?(千穂)「アリタイム」は、私はだいたい集合時間は嘘を伝えられます・・・。実際のチーム集合時間より30分くらい早い時間が私に伝えられるんです。それが「アリタイム」です。有田選手はどんな人?ー ここから少しパーソナリティーに迫る質問を伺います。まずは趣味について。タイヤがついているものは大体好きなんですけど、自家用車はアメ車に乗ってます。シボレーのエクスプレスという車で、子供の時から乗りたいなと思っていて、実際に買って乗ってるんですけど、すごい不便です。デカすぎて(笑)。あと車椅子にもこだわりがだいぶあるので、上下左右前後、色々動きます。それも全部ボッチャのためですけどね。良いプレーが出来るように、日々車椅子を進化させてます。ー 好きな食べ物について。サーモンが好物だということですが?そうですね。週5はサーモン食べてます(笑)。脂の乗ったサーモンです。(僕の身体は)ほぼサーモンで出来てます。刺身が一番好きですけど、炙っても焼いても、なんでも食べます。ー 尊敬する人物は?うちで飼ってるチワワにもアイルっていう名前を付けるほど、アイルトン・セナが好きで。彼の人柄に結構影響を受けたことがあって。ただ走るのが上手いとか、速いとかいうことではなくて、技術者への尊敬の念とか、そういうものがすごくあるドライバーで、当時ホンダのエンジンを積んでいたんですけど、わざわざ日本に来てすごく良いエンジンだっていうのを感謝をして会社を訪問するとか、スタッフを褒めるとか、そういうことを忘れないドライバーだったので。僕もそういう尊敬している部分を取り入れて、火ノ玉JAPANチームのスタッフとか、トレーナーとか、監督とか、みんなに感謝しながらプレーしたいなって思っています。ー 有田選手が人生を通して実現したいことは?僕は目標を絶やさないことだと思っています。日々過ごす中で、ダラっと過ごすのがあまり好きではなくて、何か目的があって、目標があって、そのために日々積み上げていくことが好きなので、たとえボッチャを辞めたとしても何か目標を立てて、しっかりとそこに向けて進みたいなと思っています。ー ずばり、パリでの目標は?パリパラリンピックは目標にしてきたものでもあり、ただそこはゴールではなくて。でも観て下さる人には「この人の生き様やな」って言うぐらい、自分の足跡を残せるぐらい、しっかりやってきたものを、自信を持ってそこで表現したいなと思っています。***** ***** *****プロフィール有田 正行(ありた・まさゆき)生年月日:1980年3月24日出身地:兵庫県クラス:BC3所属:株式会社電通デジタル過去の戦績【国際大会】BISFed 2019 Guanzhou Boccia Regional Open - 優勝(個人・BC3男子)Dubai 2021 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships - 4位(個人・BC3男子)Bahrain 2022 World Boccia Cup - 準優勝(個人・BC3男子)/6位(BC3ペア)Rio de Janeiro 2022 World Boccia Championships - 5位(個人・BC3男子)/4位(BC3ペア)杭州2022アジアパラ競技大会 - 3位(個人・BC3男子)Hong Kong 2023 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships - 5位(個人・BC3男子)Coimbra 2024 World Boccia Paralympic Qualifier - 準優勝(BC3ペア)Montreal 2024 World Boccia Cup - 優勝(BC3ペア)【国内大会】第19回日本ボッチャ選手権(2017) - 3位(個人・BC3男子)第20回日本ボッチャ選手権(2018) - 3位(個人・BC3男子)第21回日本ボッチャ選手権(2019) - 準優勝(個人・BC3男子)第23回日本ボッチャ選手権(2022) - 優勝(個人・BC3男子)第24回日本ボッチャ選手権(2023) - 準優勝(個人・BC3男子)第25回日本ボッチャ選手権(2024) - 優勝(個人・BC3男子)ランプオペレーター有田 千穂(ありた・ちほ)生年月日:1982年11月12日出身地:兵庫県クラス:BC3

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日本代表

【パリ2024特別企画】火ノ玉JAPANインタビュー #1:一戸彩音(BC3)/一戸賢司(ランプオペレーター)

いよいよ来月に迫ってきたパリ2024パラリンピック。ボッチャ日本代表「火ノ玉JAPAN」からは6名の選手(及び2名のランプオペレーター)の出場が内定しています。この企画では、パリ2024パラリンピック火ノ玉JAPAN特別企画として、各選手のインタビューを通して、6名の選手たちそれぞれのパーソナリティーに迫ります。初回となる今回は、今大会火ノ玉JAPAN最年少の18歳・一戸彩音選手(BC3/スタイル・エッジ株式会社)。昨年末、ポルトガル・コインブラで開催されたパラリンピック最終予選会では有田正行選手と組んだペアでBC3ペア戦にて準優勝し、パリへの切符を獲得しています。ランプオペレーター(RO)を務めるお父さんの賢司さんとの息もピッタリ!?なインタビューをどうぞ。 中学1年でボッチャを始め、高校2年でパラリンピックを意識ー 一戸選手がボッチャを始めたきっかけについて教えてください。私がボッチャを始めたきっかけは学校の部活動でした。私は特別支援学校に通っていましたが、そこで中学校1年生のときにボッチャ部に入部しました。それがボッチャを始めたきっかけです。ー 中学1年生から始めたと言うことですが、高校生でボッチャ甲子園でかなり活躍されました。ボッチャ甲子園の中ではどんなことを学びましたか?ボッチャ甲子園で学んだことは、やはりチーム戦でのコミュニケーションの大切さです。どういうときに何が出来て、何が出来ないかというのを把握することを学びました。ー 中学、高校とボッチャをやってきて、パラリンピックを意識することになったタイミングがあれば教えてください。パラリンピックを本気で目指したのは、高校2年生だったと思います。高校2年生のときに初めて国際大会(ワールドボッチャカップ・バーレーン大会)に出場して、それでパラリンピックに出場できる可能性があることを知り、そこからパラリンピックに本気で出たいなと思い始めました。ー 先輩たちがリオ、東京でメダルを獲ってきたのを見ていたと思います。そういうこともパラを目指すモチベーションになったでしょうか?東京パラは家のテレビでリアルタイムでBC3の決勝の試合などを見ていました。BC3ペア決勝で、前半まで日本は負けていたのですが、最終エンドで同点に追いついたというのを見て、今でも尊敬しているし、凄いなぁって思います。もちろんそういうこともモチベーションになっています。ー パリに向けて東京からの3年間でターニングポイントになった大会があれば教えてください。ターニングポイントになったのは、高校2年生で出場した2022年のワールドボッチャカップ・バーレーン大会と第24回日本ボッチャ選手権です。本当にそういうふうに思っていて、バーレーンの国際大会に行っていなければ、多分その後の日本選手権で優勝することは出来ていなかったと思います。本当のターニングポイントはバーレーンでの国際大会だったと思います。ボックス内で最大限の角度を使ったプレーを見てほしいー 一戸選手がファンの皆さんに「自分のこのプレーを見てほしい」というプレーはありますか?私はBC3というクラスでランプを使ってプレーします。ボッチャは縦2.5m、横1mのボックスを使ってプレーを行います。そのボックスの中で最大限に角度を使っているのを見てほしいなと思います。ー 多くのアスリートがプレーするときに独自のルーティンを持っていますが、一戸選手にもルーティンはありますか?私のルーティンは、ルーティンというほどではないと思いますが、試合前、ウォーミングアップの30分以上前に一度車椅子から降りて、身体とかをビシッとするのを基本的なルーティンとしています。ー それは身体をほぐしたりとかリラックスしたりという意味があるのでしょうか?私の中では身体を伸ばすというのももちろん、リラックスすることで頭を一回リセットするという意味も込めて、車椅子から降りるようにしています。一戸選手はどんな人?ー ここから少しパーソナリティーに迫る質問を伺います。まず趣味について。音楽を聴くとのことですが、いつどんな音楽を聴くのでしょうか?私は最近のJ-POPだったりを聞いています。J-POPを寝る前とかに聞いています。誰とかはあまり関係なく、歌詞を重視して聞いています。ー (ROを務める)お父さんはミュージシャンだということですが、その影響もあるんでしょうか?あるかもしれないですね(笑)。 元々音楽に触れる機会は多かったです。ー 好きな食べ物について。お寿司と鶏肉が好物だということですが?お寿司はまぐろの赤身であったり、鯛であったり、さっぱりしているお刺身が結構好きです。鶏肉というのは、シンプルに焼いているものが好きです。パラのご褒美にはお寿司を食べたいですね(笑)。ー 尊敬する人物は?本当に考えたんですけど、思いつかないというか、人それぞれ個性があると思うので、1人の人を尊敬するというよりも、全員を尊敬しているという感じです。ー お父さんを尊敬しているのでは?はい。たぶん。笑ー 人生を通して実現したいことは?本当に目標というか、こうなったら嬉しいなと思うことは、今私はまだ18歳なので、パラリンピックに10大会出場したいと思っています。ー ずばり、パリでの目標は?パラリンピックはやはり注目されると思うので、まずボッチャを楽しんで、日本の1人でも多くの人にボッチャを知ってもらい、楽しい競技だと思ってもらえるようなプレーをしたいと思っています。皆さんにもボッチャを是非一度やってみてもらいたいです。ー 最後に応援してくださっている皆さんに一言メッセージを皆さんに楽しいと思ってもらえるようなボッチャをやってきます。応援よろしくお願いします。***** ***** *****プロフィール一戸 彩音(いちのえ・あやね)生年月日:2006年3月26日出身地:東京都クラス:BC3所属:スタイル・エッジ株式会社出身校:東京都小平特別支援学校過去の戦績【国際大会】・Bahrain 2022 World Boccia Cup - ベスト8(個人・BC3女子)・Montreal 2023 World Boccia Cup - 4位(個人・BC3女子)・Hong Kong 2023 World Boccia Asia-Oceania Regional Championships - 準優勝(個人・BC3女子)・Coimbra 2024 World Boccia Paralympic Qualification Tournament - 準優勝(BC3ペア)・Montreal 2024 World Boccia Cup - 優勝(BC3ペア)【国内大会】・第6回全国ボッチャ選抜甲子園(2021)- 優勝(チーム)・第7回全国ボッチャ選抜甲子園(2022)- 3位(チーム)・第24回日本ボッチャ選手権(2023) - 優勝(個人・BC3女子)・第8回全国ボッチャ選抜甲子園(2023) - 優勝(チーム)・第25回日本ボッチャ選手権(2024) - 優勝(個人・BC3女子)ランプオペレーター一戸 賢司(いちのえ・けんじ)生年月日:1967年12月14日出身地:奈良県クラス:BC3所属:スタイル・エッジ株式会社

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