一般社団法人 日本ボッチャ協会

社会的な取り組み

BETTER TOGETHER

みんなでつくろう、明日のあたりまえ。

BETTER TOGETHERは「一緒があたり前の社会にする」を理念とする一般社団法人日本ボッチャ協会が立ち上げた社会連携プロジェクトです。より多様な文脈で社会とのつながりや連携を強化し、理念の具現化を推進します。「一緒に取り組むことで、より良い社会をつくっていく」そして「明日のあたりまえをつくっていく」ことを目指し、ボッチャというスポーツを起点に様々な企業・団体と連携しながら、社会にとってポジティブなアクションを、共に考え、そして実行していきます。


SDGs(持続的な開発目標)では、2030年までに達成すべき17の目標が設定され、人権、経済・社会、地球環境など、わたしたちのくらしにも直結するさまざまな課題が含まれています。地球規模の課題でなくても、日々のくらしの中でも”ちょっと知る”、”ちょっと変える”だけで、より良い明日につながることが、きっとあるはずです。


ひとりでは出来ないけど、2人、3人と仲間が増えると出来ることは必ずあります。


BETTER TOGETHERでは、そんなちょっとした変化を一緒に起こすことで、より良い社会、明日のあたりまえをつくっていきたいと考えています。できることを、みんなで少しずつ。小さなアクションが、社会にポジティブなインパクトを与えられるとしたらとっても素敵じゃないですか?


さぁ、みんなでつくろう、明日のあたりまえ。



BETTER TOGETHERが目指す未来

「障がいを理解する」から、「共に社会を創る」へ

現在の日本社会では、以下のような課題が顕在化しています。

  • 障がい者のスポーツ参加率は依然として低く、国の目標(40%)に対して実際には約30%にとどまっている
  • 特に重度障がいのある方々は、スポーツを含む社会活動へのアクセス自体が困難
  • 地域とのつながりが薄れ、高齢者の孤立が深刻化している


このような背景の中、社会全体として「障がい者理解」から一歩進み、「共にあること」を前提とした考え方――たとえば合理的配慮の実践ユニバーサルデザインの導入などが求められています。しかし、その認識はまだ十分に広まっているとは言えません。


日本ボッチャ協会では、BETTER TOGETHERのアクションを通して、さまざまな入り口からボッチャへの関心を喚起し、この競技を起点に、多くの仲間とつながりながら、共に生きる社会の仕組みと環境づくり、そして垣根のない共生社会の実現を目指していきます。


BETTER TOGETHERではどんなことをやっていくの?

ちょっとした「きっかけ」や「出会い」が、社会を変える一歩になるとしたら──?

BETTER TOGETHERでは「より良い明日につながること」を、ボッチャというスポーツを起点に取り組んでいきます。パラリンピックスポーツとしても知名度が上がり、中でも重度障がい者でもチャレンジできるボッチャの特性を考えれば、共生社会の実現はひとつの大きなテーマかもしれません。SDGsでは、「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」という理念が掲げられています。


共生社会の実現はその中核をなす重要なテーマであり、持続可能な社会を目指すには、人権、経済、社会、地球環境など、さまざまな分野に取り組む必要があります。


BETTER TOGETHERでも大前提としてここに寄り添いながら、健康な身体活動の推進、障がい者理解の促進、老若男女問わない教育機会や様々な体験機会の提供、地球環境への取り組みなどなど、様々なアクションを実行していきたいと考えています。こうしたアクションを通して、ボッチャに関わる仲間を増やし、共生社会の実現を目指します。



ACTION #1:地球環境への取り組み「火ノ玉CYCLE」プロジェクト

連携パートナー:株式会社ゴールドウイン「GREEN CYCLE」

実施内容:JBoAオフィシャルサプライヤーである株式会社ゴールドウイン様が取り組む環境課題に対する活動の3本柱の1つである循環型リサイクルシステム「GREEN CYCLE」と連携。大会会場内に衣服回収ボックスを設置し、回収した衣服を火ノ玉JAPANのウエア素材の一部として再生する。


©︎Goldwin


実績:

①BOCCIA JAPAN CUP 2025 supported by かんぽ生命

  • 実施日:2025年4月5日(土)
  • 場所:東京体育館
  • 回収量:124.5kg
  • 協力人数:73名


②TOYOTA presents 第27回日本ボッチャ選手権大会 西日本ブロック予選会

  • 実施日:2025年6月7日(土), 8日(日)
  • 場所:スカイホール豊田
  • 回収量:127kg
  • 協力人数:49名


②TOYOTA presents 第27回日本ボッチャ選手権大会 東日本ブロック予選会

  • 実施日:2025年6月14日(土), 15日(日)
  • 場所:福島トヨタクラウンアリーナ
  • 回収量:140kg
  • 協力人数:72名


※合計:391.5kg | 194名

今後も大会等で継続的に実施予定。



MORE ACTIONS TO COME!!

今後様々なパートナーと連携しながら、電動車椅子体験、義足体験、ボッチャを通したワークショップなど、多様なアクションを展開していく予定です。こうした活動を通してボッチャに関わる仲間を増やし、「一緒があたりまえの社会」の実現を目指します。




どうしたらBETTER TOGETHERの活動に参加できるの?

個人で参加する:「BOCCIA SOCIAL INNOVATION LAB(Bラボ)※」に参加して、実現したいアクションを提案しよう

Bラボの活動にはFiNANCiEにてボッチャトークンを保有することでどなたでも参加いただけます。Bラボ及びコミュニティの活動にご興味のある方は、こちらのリンクより詳細をご確認ください。

▶︎FiNANCiE – Bラボ(JBoA公式サイト「社会的な取り組み」)



連携パートナーとして参加する:自社や自団体の活動や取り組みを日本ボッチャ協会と連携することで広めていきましょう

オープンにご相談させていただければと思いますので、連携にご興味のある方はこちらのフォームよりお問合せ下さい。

▶︎BETTER TOGETHER 連携依頼フォーム


※2022年6月に発足したJBoA公式ファンコミュニティである「BOCCIA SOCIAL INNOVATION LAB(Bラボ)」。ファンコミュニティとしての基盤をベースに「ソーシャルイノベーションラボ」として「BETTER TOGETHER」を動かすエンジンとしての機能を実装・拡張しています。

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